住宅地盤の液状化調査・対策について現時点における知見(技術情報)を収集して手引書として取りまとめることを目的として当委員会を立ち上げました。また、2015 年4 月1 日より、住宅性能表示制度の改正に伴い「液状化に関する参考情報」を記載し、住宅購入者に対し液状化に関する情報提供ができるようになることへの対応でもあります。本ページではこの成果を掲載し協会員の皆様へご報告させて頂きます。
なお、本委員会の活動は国土強靭化計画の推進機関である「レジエンスジャパン推進化協議会」のワーキンググループ「地盤情報普及-住宅地盤を対象とした液状化調査・対策の手引書作成WG」でもあります。
<国土強靭化計画とは>
国土強靭化計画とは次の基本目標を掲げた国の施策です。2014年6月3日に閣議決定されました。
1. 人命の保護が最大限図られること
2. 国家及び社会の重要な機能が致命的な障害を受けず維持されること
3. 国民の財産及び公共施設に係る被害の最小化
4. 迅速な復旧復興
この計画を推進する機関として2014年7月に一般社団法人「レジリエンスジャパン推進化協議会(以下レジリエンス協議会)」が設立されました。
※ レジリエンスとは脆弱性と反対の概念、自発的治癒力の意味(Wikipedia)
住品協は、ジャパンホームシールドともに一般社団法人「住宅地盤リスク情報普及協会」を設立し、レジリエンス協議会の幹事団体として登録しました。さらに「地盤情報普及-住宅地盤を対象とした液状化調査・対策の手引書作成WG(以下液状化手引きWG)」のワーキンググループを申請し認められました。
活動内容についてご報告いたします。
国土強靭化計画に関する報告(概要) ⇒ 住品協だよりvol.8抜粋(2015.1発行)
レジエンスジャパン推進協議会の活動について ⇒ レジリエンスジャパン推進協議会活動報告2015年5月
「住宅を対象とした液状化調査・対策の手引書」発行(2016年8月22日) ⇒ 地盤通信261