宮崎県の地形・地盤
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●地形
山地の分布は県央東部域の平野を除くすべての地域に及び、県北から県央西部域までの広い範囲には九州山地が展開する。九州山地は大分・熊本県境に祖母山(標高1756m)、国見岳(同1739m)、市房山(同1721m)など1700m級の山々を連ねている。また、県南一帯には鰐塚山地が、県南西部(鹿児島県境)には霧島山(標高1700m)を中心とする霧島火山群がそれぞれ展開している。 丘陵地・台地は、九州山地の東方に広がる宮崎平野と霧島火山群を囲む加久藤・小林・都城などの盆地群に分布する。岩石質または砂礫質で、火山地周辺部では上位をシラスが被覆して、シラス性丘陵やシラス台地を形成する。いずれも河川や降雨浸食が著しく、浸食段丘と開析谷が発達して、複雑な地形状況を呈している。 低地の分布は、前述した盆地の河谷のほかに、沿岸河口付近と平野部の河川流域にみられ、いわゆる沖積低地を形成する。なお、宮崎平野沿岸部では直線的な砂丘海岸が分布する。
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●地盤 ・丘陵地・台地・段丘(シラス堆積地形を含む) ・低地
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参考文献
「縮尺20万分の1 土地分類図付属資料(宮崎県)」(発行:財団法人日本地図センター)
「日本の地質9 九州地方」(発行:共立出版株式会社)
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